忙しく目標をもって働いているのに、なかなか給料が上がらない。自分の努力を誰かに認めてほしい。
そういった20代の方は多いと思います。
そんな方へ、今回は、仕事で問題解決をできるようになり成果を出すための思考法について解説します。もっと今の仕事の能力を引き上げたいと思いましたらご覧ください。
本日の参考文献はこちら
↑本日も非常にいい本でした。
「Think Smart」を参考にして、私の実体験や解釈も入れながら、実践に落とし込みやすい形で「問題解決能力を高める方法」について解説していきます。
目次
問題解決能力を高めるメリット
仕事が圧倒的にできるようになる
問題解決能力が高い人は、問題を抱えてもすぐさま答えを導きだすことができます。
例えば、お客様からクレームをもらった際には、どうやったらお客様の怒りを鎮めて満足してもらえるかを思いついたりできます。
そのため、周りから仕事が圧倒的にできる人だと思われるでしょう。多くの人から頼られるはずです。
その結果、さらなる仕事が舞い込んでくることにつながります。
人間関係が良くなる
すぐに問題を解決できるということは、誰かが悩みを抱えていたとしてもその人にあった最適な悩みを思いつき、アドバイスを出すことができます。
常に、そのような解決策を出してくれる人がいると、その人のことを信用しやすくなり、結果的に人間関係がよくなります。
私の場合も、相談したら的確なアドバイスをくれる先輩がいるのですが、その人のことを心から尊敬しています。
短期的にも長期的にも給料が上がる
これはいうまでもないでしょう。
あらゆる問題をすぐさま解決し、最速で仕事をこなす人が給料が上がらないはずはありません。
信用を得て、大きな案件を受注できるようになるので、その分の対価をもらいやすくなります。
これは、会社での本業だけでなく、副業やフリーランスの方にも言えます。
例えば、ブログを書いている人であれば、稼げないという問題にぶち当たったとしても、「どのような検索タイトルがいいのか」「適切な商品の紹介の仕方は?」「読者を引き込む書き方は?」など問題を瞬時に思いつくことができるので、その結果大きく稼ぐことになります。
問題解決能力を高める4つのメソッド
では、問題解決能力を高めるメリットについてみてきたところで、どのような方法でそれを高めればいいのか見ていきましょう。
人に頼むときは理由をつける
問題解決能力を高めたいのであれば、他の人にも協力してもらう必要があります。
そのため、人に頼む方法はわきまえておく必要があります。
あなたは、人に頼むときにただお願いをしていませんか?
「この資料を作成してほしい」など。
このようなお願いでは、相手の心を動かすことができません。
では、どのようなお願いの仕方がいいのか。答えはシンプル。
「~なので、~してほしいです。」
このように、理由をつけると人は納得します。
例えば、本書で紹介されていた例を挙げると、
「コピーを取りたいので、先にコピーを取らせてくれませんか?」という理由になっていない理由を挙げるだけでも、列を譲ってくれる確率が上がったとのことです。
これを応用するのであれば、「誰もが自由に生きれるように稼げる世の中を作りたいから、一緒に企業しよう」というと、あなたが誘いたい相手はのってくれるかもしれません。(もちろん他の要素も必要ですが)
自分で思いついたアイデアを過大評価しない
これはなぜかというと、人は、自分が労力をかけて作ったものを過大評価してしまう傾向にあるからです。(たとえそれが、どんなにありきたりなアイデアであっても)
つまり、努力をすることによって、時間をかけた分それが素晴らしいものでないとおかしいと考えるようになるのです。これを心理学用語で認知的不協和の解消と言います。
例えば、自分で料理を作った人は、そんなに料理がおいしくなくても、「自分の料理は非常においしいと評価する」傾向にあるそうです。
私自身も、自分で作った料理は親の作った料理よりも美味しいと思ってしまう傾向にあるので、注意しなければなりません。
では、どうすればよいのでしょうか。これも方法はシンプル。
反対の意見を探すのです。
例えば、先ほどの例で言えば、自分の料理を意図的に批判する人を探してみるというのもあります。
これを応用すると、
「企業できそうないいアイデアを思いついたが、自分のアイデアを過大評価しているかもしれない。誰かに意図的に反対の意見を述べてもらおう」といったところでしょうか。
このように、わざと反対の意見をもらうのは、問題解決能力の高い人がよく行っているのでやってみてください。
自分の意見を多数派だと思わないようにする
多くの人は、自分の意見が多数派であるはずと思っています。これを偽の合意効果と言います。
しかし、自分のすべての考え方で多数派であるはずがありません。
この考え方を推し進めていくと、自分の意見は多数派だと思っているので、違う視点の意見に気付くことができません。
そのため、意図的に違う視点をもつ必要があります。
そのために、おすすめできるのが、自分とは違う国の人、違う価値観の人、違う業界の人と話をしてみることです。
こうすることで、自分の考えは意外と少数派で世界には、多くの異なる考え方があると気づくことができます。
このように、問題解決能力の高い人は、人と違った視点をもち問題を解決するために、自分と違った意見をもつ人との交流に時間を費やします。
あなたもこの習慣を真似してみませんか?
私も、本は健康について非常に意識しているので、不健康な生活をする人の考えがわからなくなることがあります。たまには、そういった人とも交流してみる必要があると感じます。
超詳細な計画を立てる
現代人は、仕事量が多く、毎日残業で忙しく、頭が混乱状態にある人も少なくないかもしれません。
人は、膨大なタスクを抱えると頭が混乱し、何をすればいいのかがわからなくなります。それでは、問題解決どころではないですよね。
では、そんな方はどうすれば良いのでしょうか。
それは、詳細な計画を立てることにより解決することができます。
詳細な計画を立てることにより、何をすればよいのかがわかり、頭の中をすっきりさせることにつながるのです。
例えば、資料作成をしないといけない場合、「資料について調べることを午前中までに、資料の構成を15時までに、いったん軽く書いてみるのを今日までに、先輩にみてもらうことを明日の12時までに、完全に書き上げるのを明日中までに」
といった形で詳細な計画を立てることにより、自分がどういった行動をとればいいのかが明確になります。それによって、頭を悩まされることに時間を使わなくなり、問題を解決できるのです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
最後に「Think Smart」にはこういったことが記載されていました。
泳ぎ方の本を読んでも、泳げるようにはならない。
「Think Smart」
これは、どんなに知識を入れてもやってみるまでは、できるようにはならないということです。
当ブログでも実践することの大切さを何度かお伝えしてきましたが、私が書いているブログで得た知識は是非使ってみてください。
今日もありがとうございました。
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