社会人になったら、ニュースを見ないといけない。
社会のことを知らないといけない。
学生でもニュースは見た方がいい。
そんなことを言われたことはありませんか。
そうやってニュースを見るようにはしたけど、ネガティブなものが多いからストレスがたまる。
そこまでしてニュースは絶対に見るべきなのでしょうか。
結論から言うと、今すぐニュースを見るのをやめてください。
なぜなら、ニュースはあなたを不幸にし、頭を悪くし、視野を狭くするからです。
そして、成功への階段を遠ざけてしまいます。
本日は、こちらの参考文献をもとに解説していきます。
Think clearyという本が大ヒットして、一躍有名になった方ですね。
目次
成功したいならニュースを見ない方がいい理由
ニュースは、アルコールよりも体に悪いと言われています。
アルコールよりも手軽に手に入り、人にネガティブな作用をもたらすためです。
では、どんなデメリットがあるのでしょうか。
あなたの人生に関係ないことに時間と気力を奪われる
殺人事件が起きました。
アフリカで事故が起きました。
芸能人が浮気しました。
これらのニュースを見ることで、あなたの人生は変わることができるのでしょうか。
何か被害者のために行動できるのでしょうか。
結論から言うとできないのです。
そらにも関わらず、毎日ニュースを見て時間と気力を奪われているのです。
何か物事を知る場合なら自分ならどうするべきかを知る必要があります。
そうしないと全くの時間の無駄だから。
しかし、ニュースでは事故の悲惨さは報道するのに、事故から身を守る対策についてはあまり言及しない。
対策よりも悲惨さをアピールした方がメディアは儲かるからです。
そのようなものに、時間を費やしてもいいのでしょうか。
また、私たちは自分のできることに人生の時間を費やす必要があります。
世界最高の投資家ウォーレンバフェットが言う「能力の輪」ですね。
つまり、自分の能力を及ぼせる範囲内にあることを知り、改善するよう心掛けなさいという意味です。
しかし、ニュースを見ることにより、自分の能力の輪から外れた情報ばかりが目に入ります。
これにより、自分が世の中で起きていることに何も対処できないダメな人間だと思うようになるわけです。
本来は知る必要のなかったニュースにより、このように気力を奪われてしまうわけです。
以上のように、ニュースは私たちの時間と気力を奪っていきます。
私自身も新聞を多く読んでいる頃は、世の中では多くの問題があるのに、なぜ自分は何もできないのかと悩んでいました。
それが行動につながればいいのですが、新聞を読んでいる間には行動にすらつながらなかったです。
頭が良くなると勘違いする
あなたの周りに自分は何も行動していないのに知識だけひけらかす残念な人はいませんか?
実は、これはニュースを見ることによっておこるのです。
世の中は単純な事実だけでなく、複雑な要因が絡まっています。
蜘蛛の巣のように入り組んで、世の中は出来ているのです。
そのため、偏っているニュースを見るだけではその実態を知ることができません。
しかし、多くの時間をニュースに費やしている人は、自分が物事を知ったと勘違いしてしまいます。
その結果頭が良くなったと勘違いしてしまうのです。
※ニュースを見るほど世の中を良く知ったと思う気持ちは、よくわかります。
ちなみに、頭が良くなったと勘違いするデメリットとして、学び続けられなくなることが挙げられます。
世のなかは急速に進歩しているのに、学び続けられないと時代に取り残されていきます。
体に悪い
まず、ニュースは体に悪いです。
うつ病や、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こしやすくなると言われています。
特に自分がメンタルが弱いと思っている方は要注意です。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
メディアは、ニュースを生み出しますがその多くはネガティブなものです。
なぜなら、その方が視聴率が増えて儲かるから。
人はネガティブなものに強く引き付けられるので、当然のことともいえます。
悩みを抱えている人がニュースを見ることによって、余計にメンタルが悪化し、ストレスホルモンの量が増えることによって病気になりやすくなります。
私も、朝にうっかり殺人事件のニュースを見たときには1日嫌な気分になります。
精神疾患を抱えている人が見たら、ダメージは底知れないはずです。
ニュースを見ないならどうすればいいのか?
たくさんニュースについてディスってきましたが、ではどうすればいいのでしょうか。
ここでは、3つの解決策を提示します。
良質な本を読む
このブログのテーマの1つでもある本が出てきました。
なぜ良質な本なのか。
良質な本は過去にわたって、何十万人、何百人に読み継がれています。
それは、多くの人に役立ってきたからでしょう。
つまり、これらの本は私たちにも役立つ可能性が高いです。
ニュースなら私たちに関係のない情報を与えますが、良質な本は私たちに行動につながる気付きを与えてくれます。
私のおススメとしては、科学者が書いた一般向けの本です。
この種類の本は、客観的意見で書かれていて参考文献量もおいので信頼性も高いです。
以下参考
体を動かす
ニュースを見て、悲惨な事故や災害、事件にかわいそうと思う時間があるのなら、体を動かしましょう。
News Diet では、こんな言葉が書かれていました。
「関心を寄せることは、同情することではなく、行動することだ」
このように、同情はだれのためにもなりませんが、行動は自分や他者のためにもなります。
では、どんな行動をすればいいのか。
まずは、寄付をしてみるのもありです。
寄付をすることにより、自分が誰かに貢献している感覚をもちつつ社会に役立つことができます。
月1000円くらいからできるのでやってみてください。
寄付する際の注意点について解説しているブログがあったので、読んでみてください。
尊敬できる人と話す
ニュースよりも確実に役立つもの。
それは、人との会話です。
特に尊敬できる人と話すことは、良書以上に役立ってくれます。
すごい経歴や人とは違った経験をしていたり、独自の価値観がある人と話すことで、かなりの学びがあると思います。
私も、尊敬できる先輩がいるのですが、その人と話すと自分も行動しようと思えます。
このように、尊敬できる人との会話によってあなたは成長できるはずです。
終わりに
最後まで読んでくださりありがとうございました。
社会常識ならニュースを見ることは良しとされていますが、心理学の分野ではニュースはデメリットの方が大きいとの結果が出ています。
いらない情報は見ない。
このような取捨選択で、より大事なことに集中できるのではと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
参考文献
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